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  2015年 07月の日記


   

 

 7月23日 雨のち曇り時々 あり

■ 昨日から明日まで、家人が第二回目の一時帰宅。で、いろいろ世話をしている。家人はのんびり洋服の手直しやレースの編み物をしたり。暇をみては猫と遊んだりして病以前のような日常をすごしている(らしい日常を手に入れた)。
 病識がでてきて「薬をのみつづければ妄想の無い生活ができる」と確信しているように見える。この点は19年前には生まれなかったが今回は生まれてる。とてもよい状態に向かい進んでいる。
 今回入院してもう一つはよい点は薬による陰性症状が出ないこと。19年前の入院に際しては薬が強すぎたのか、合わなかったのか?退院後10年ほど陰性期が続いてぐったり寝続けるような状態になって、世話の方法がなく!とても困った日々が続いた(実に長い陰性期症状だった)再び入院すれば以前のように長い陰性期が続くと家人も俺も考えた。19年という長い時間の間に症状を発生する脳の的確な部位にだけ効くいい薬ができたのだろう。心配していた陰性期の症状が出ず、驚いた。これは日常が戻るだろう!と喜んだ。
 40日ほどの入院ですっかり妄想もなく落ち着いた暮らしを手に入れたようである。薬を飲み続ければ平凡な老後を手に入れ生活ができるように思える。入院させるまでの、なんと表現すればいいだろうか あの日々の緊張と苦労が嘘のような入院後40日の今日である。

■重曹を買ってきてガムテープ痕に振りまき粘りを取り始める。手間は掛かるが粘りが少しずつ取れ消えていく。

この1週間に起きたこと。
■ 17日内閣支持率37%良くない51%と戦争法案の強行採決に対して主権者は冷静に判断していることが分かる。

■新国立競技場のザハさんの最優秀デザイン案が実施されず 何もかも白紙にもどすと総理大臣が発表した。発注者である文科省の力不足があらわになったんだと思う。今後の対応を注視中。







 7月15日 晴れのち曇り プチ夕立きたる

■昨日外気温は39度になった福島市内。今朝から照っていたので今日もかんかん照りかと心配していたが昼過ぎから雲が出て 4時頃湿り気程度の夕立がきた。
■家人は医師から一時帰宅の許可が下り、月曜日から今日まで2泊3日の自宅生活をする。放置せずに様子を見ていた。
 薬の効果は絶大である。やや効き過ぎてあごの筋肉が緩む傾向にあるもののほぼ以前の明るい家人に戻った感じ。話していると病識も明確に出ていて、以後薬を服用し生きると主旨の話していた。 知らない人が出会ったら病気とは気づかないだろう。
 予想外に早期に退院になるような気配もある。
■せっかくの一時帰宅なのでガムテープ解体はせず静かにして何もしないで見ているだけだが、少し疲れた。

■戦争法案(集団的自衛権行使)が衆院の特別委員会を自民公明の賛成で可決した。あした本会議で可決するとのこと。憲法学者の法案の違憲論も受け止めず、可決してしまった。民主党政権が崩壊しやりたい放題の政権が誕生し文字通りやりたい放題つづけている。参議院でもめて廃案になればいいが、60日で自動的に成立してしまう可能性もある。次回参議院選挙によって現政権のやりたい放題をを止めるしか方法が無いのか。きわどい。


 7月11日  30度超えたと思う。かんかん照り 夜9時過ぎて部屋27度 

 早稲田大学ジャーナリズム研究所のhpの更新作業をしたり、ガムテープ解体作業を毎日している。 花田先生の開所にあたる講義録(権力とジャーナリズム)は何度か訂正があり完成した。日本の政治状況はひどいことになっている。ストレートニュースを垂れ流し続け公的機関の広報にいそしむ様は民主主義の血液である言論空間をささえるための新聞としては健全な様とな言えない。 風のたよりに聞くと県内紙に勤めるプロでさえ「ジャーナリズムって言葉なんか大嫌いだ」と公言する者が多いとか。購読したことないので・・とやかく言うこともない。 

■昨日からmy長男が忙しい時間を割いて手伝いに来てくれた。台所のガムテープをほぼ解体してくれたのでとても助かる。

■入院中の家人にもmy長男に行ってもらい大いに助かる。外泊許可が出たとのこと。細かな日程など調整し実施しなければ。いろいろ書くこともあるが作業疲れが出て眠いので早く寝ることにする。

■ 村上誠一郎代議士 まっとうな自民党代議士がただ一人だけ居ました! 政治の希望の星だ。 福島県内からこのような代議士が育たないのは残念に至極。 動画2本を貼っておく
  
  外国人特派員協会 で記録 
  
 
 短いけど対面聞き取りなので情熱と現在の感情がよく出ている わかりやすい動画 
  



 7月07日  右往左往してたら1週間すぎていた。その間は日記書いてないのでうろ覚え。フェースブックを見て思い出すことにしよう。

■早稲田大学ジャーナリズム研究所設立記念イベントが早稲田校内の各所で3,4日に開催された。雨にもかかわらず盛況だった。招聘研究員もふくめ全国各地のマスメディア関連で働いている現役の記者さんたちにも多数会うことができた。そこで話し合ったり飲んだり。内容の濃い日が続いて7月も1週間経ってしまったのだ。
 

公開討論会の様子 ニューヨークタイムスのファクラーさんやドキュメンタリー映像をつくっているユンカーマン監督の他の国の人の視線の方が日本の実情を理解するのに有効すぎるぐらいわかりやすい。記者にも効くはず。 身内の視線より他者の声を聞き客観的に事物を考えることが老若男女を問わず人生を豊かにする第一歩なのだと再確認できた。(多くの知識が無いと理解できないので身につける努力は日々続けよう)

4,5日と2日間に渡るジャーナリズムカフェはよい場ができていた。概念を具体的にするには人の存在と行為が欠かせないことが実証された。メモにしているfbより記述をぺたん

記事を見せ合い議論
若手記者の記事を読み合い批評し合い記者の視点や姿勢について語り合いをするジャーナリズムカフェが早稲田大学ジャーナリズム研究所の呼び掛けで2日間にわたり熱く行われた。
所属する会社という組織や領域を取り払い若手と青年と著名な記者達がそれぞれの記事について、ずばすばーっと語りあう。
脱新聞社員の記事にするには、とか。個としてのジャーナリストへ至るための課題など多様

  
超有名青年記者からするどい指摘などもあり若い記者には涙あり賞賛あり。多様で濃い豊かな場に参加していた。これからは場作りと情報発信の継続が肝心だ

■2日から5日までmy長男がガムテープ解体アートをしに来てくれ 猫の世話と留守もしてくれたので上京できた。
  1階は台所のガムテープが残されているがおおかた見通しがついて来た。一人で作業するより一人でも多くの人が参加するとどんな仕事でも進むものだ。

花田達朗所長による基調講演は日本の新聞記者などの実態を正確に把握した鋭い指摘とユーモアーにあふれ論。逆立ち歩きするカバはそれを続けているうちに 正常なカバの歩き方と思い込む姿なんだという下の絵にも沸いた 。記者にはずしりと効いたはずだ 
  (花田先生の基調講演を読んでみてください)

  

 6日は花田達朗所長の基調講演録づくりに朝から晩まで掛かってしまった。でも夜に公開することができた。記録を作り残さないとやったことになならないのだ。記録をつける習慣を身につけるのが人生を豊かにする一つの技だ

 研究所が具体的に動きだしたので今後のhp世話は大変な作業になりそうに思う。一人でやらずにできる人に更新作業を手伝ってもらえば進むので苦に病まず、そういう構えで対応していこう。

思い出し記 

■5年ぶりに免許更新したら視力が回復し驚いた

■県滋賀大で話した内容が本にまとめられ届いた

■ガムテープはがしをしているが紙製のそれははがすのがとても難しい。灯油を使ってはがしているが糊が残ることと、臭いがひどく頭がいたくなるので作業をする気にそがれる

 灯油を含んだガムテープをはがしまとめていると新幹線で灯油をかぶって自殺した迷惑な老人を思い出し、火でも付いたら同じことになるので 作業をする気がそがれる。
他に良き方法がないのだろう。

■はつひめという銘柄の福島産桃を初めてたべる。梅雨時に熟成するにしては甘み多かった