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2025年10月の日記 |
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10月23日 ■朝寝坊してしまい9時30分に目覚める。雑用を済ませ朝飯を済ませたら11時ちかかった。 ■午後、冬用のズボンをつくるか、買うか、まず衣料品店に行ってみた。バングラデシュやマンミャーで縫製され、日本のメーカーが販売している物で、2000円切って売っている。衣料品が縫製工場に安価な女性労働者を使うので、どんど発展途上国に行くのだろう。行きつく先はもうないのではないか。 ■FB投稿 人生70数年を聞き取りしている鈴木達治郎先生によるコメントに目を通してね。 F1事故当時、原子力委員会委員長代理だった鈴木先生は、福島に何度も足を運ばれて、いわゆるフクシマの人々と対話し続けた。一方で委員会の議事録や肉声を会議の当日公開していて、原子力政策の311後について国民的議論を喚起する努力をされていた。佐藤はフクシマの状況下でお会いし発言をお聞きし、即日公開される資料などによって、放射能の被災状況は言うに及ばす、原子力政策の当時の最新の課題を知った。あれから14年弱時が過ぎたが鈴木先生をウィッチしつづけている。そうしていると、鈴木先生は原子力政策の是非や課題について一貫してぶれない専門家であるから、電力業界内からも煙たがられているように見える。そのような鈴木先生の意見を福島県内の方々にも目を通していただければ嬉しい。 天気がよいので屋外の片付けしようと・・。 作業着がないので、破れた古いズボンを繕う。乱雑な針箱をみてたら冬用シャツを縫いたくなる。ウールや絹地シャツなら温かいよな・。 メモ)岡啓介さんによる自邸(?)彫刻、自身の墓標(?)動画落ちてきた。 https://www.youtube.com/watch?v=1zwdr60RvvM 岡さんと会ったのは25年ほど前だったかな、法政大学の関係者などが、高山建築学校を主宰していた。俺は即日設計の講評会に声が掛ったのでいった。岡さんはその学校で学生の世話をしたり、即興で踊ったり、型枠づくりコンクリーと打設して見本を見せていた。学校の印象は全共闘世代の学生たまり場のような雰囲気だった。(福大のたまり場を見てたのでそう感じた)さらに、あさま山荘の事件も思い出した。1泊させられたが、とにかく食い物はろくなものが出てこないし、不味いものしかない。人の暮らす場所ではないと感じた。建築系の学生は賢いんだから美味い飯ぐらい作れないと、だめだろうと、説教を垂れたくなるような食事環境だった。このような場で建築を議論しても意味があるのだろうか、と思う場所だった。 皆で酒を呑み始めると素っ裸になって酔った学生がテーブルに登り、俺に御開帳して、球球袋を見せつける者もいて、頭もイカレちゃっている?覚せい剤でもやっているのだろうか、そういう印象には残った。この動画を観て、遠い昔の高山建築学校のこと思い出した。 |
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10月22日 ■1日じゅうあれやこれや雑事をする。 来週の火曜日家人の処方箋を書いてもらいために予約が腑に落ちず。 ■日が短くなってきてるので、明るい時刻から、早めに夕飯をつくりはじめる。 ■FB投稿 伊藤ていじ(建築史家)著『重源』を読み始める。 タントさんとワイワイしてて重源のことも少し話題に。本棚を通過したら目の前にあった。30数年前、大阪の故・大島哲蔵さんにいただいた本。村上春樹著『アンダーグランド』も分厚かったが、『重源』も厚いので床に立つ。今年は暇なんだな・・立松和平の暗く重たい、新宗教解読失敗のような『遠雷』4部作も読んだ。今年の暇〆に『重源』を読むよ。 この本は建築家の評伝や建築史の専門書でない、小説にしては変だ。1200年前の人物を目の前で見ていた・・かのように表す。想像と事実が入り混じっている〇▽節、説教を読まされているような気分かな・・・見方をかえれば作者の感情が入り過ぎてて史実と勘違いする人もいそうだが、出典無で書いてみたかったのか・・・いずれにしても変だ。たぶん俺の知識不足のせいで読みにくいのだろう。 |
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■午前中タントさんの聞き取り記録を公開する。 タントさんからメッセージも入る。 ■午後、おでんをつくるために材料を買い下ごしらえる ■FB投稿 タントさん入門 一時間ワイワイ記録公開。 タント・デレッ・赤巣我 さんは現在博士論文を手に入れるために研究課程に所属している。SNSなどの見すぎ、投稿すぎた?両方なのか?それらは不明だ。まだ会って1月も経ってないのだから当然だね(笑)タントさんは博士論文を書かず3年ほど経ってしまい、悶々し続けるばかりで考えれば考えるほどに1行も書いてない?ようだ。筆がすすまないのは何が原因なのか興味も沸いた。アカデミズムの問題なのか学生の問題なのか、両方なのだろう。タントさんが博士号取得するまで数年、あるいは一生書けず断念するのか?そこまでを「タントさん入門」とし、web記録を作成公開しようと思った。さっそく10月7日に聞き取りを始めた。まずは1時間分の記録ができた。 http://fullchin.jp/etu25/20251007ta/01-20251007/01.html 佐藤が博士論文に興味をもつようになったのはmy長男が文学、my長女が医学の博士論文を手に入れる姿を見て暮らしていたからだ。なるほど「博論書き上げるまでに10年ほどの時間かかるわけだ。」と知った。それまでは高卒の佐藤には縁のない世界だったが、博論の世界を垣間見ると実に興味深い、別な社会の実相が見えるようにも思う。一般には大学入学から10年ほどで博士号を取得するようだが、書けずに満期退学してしまう知人もいた。彼らは思いなおして50才前後になって書き上げた。その博士論文もいただいた。そういう体験をしていると、博士論文は私が生きている社会のなかでどのように扱われるのか?博士論文を書く人は幼少期からどのような生き方をしてきた人なのだろうか? 成果物である論文は日本の世でどのように扱われたり、評価されたりしているのか?どのようにアナウンスされているのだろうか・・・などが気になるようになった。 タントさんは建築系博士課程に在籍中の社会人でもあると語るから、似たような立場にいた建築家たちも聞き取りしていた。タントさんは彼らと何が異なるのだろう?・・そういうことも聞き取ると、web記録になって露わになるといい・・・。ただ駄弁りのような記録になったとしてもタントさんがこの世に二人と居ない奇跡を生きている人なので、現在の若い人の心情をリアルに知るだけでも飯炊き爺さん佐藤は嬉しい。 |
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10月20日 ■午前中タントさんの記録1時間目を修正したり、絵をつけたりして仕上げて、アップする。 ようやく1時間分の記録はできたかもしれない。 ■午後、天気がいいので寝具を干す。 |
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10月19日 ■午前中、タントさんから校正をweb記録に反映させて、絵などつけ始める。 ■午後、町に出てうろうろしたりし休憩日 ■FB投稿 建築系研究者に聞く シリーズ 「たんと・デレッ・赤巣我」入門 1頁(1時間分)校正が届いたので修正しつつ絵などを貼る。実名と顔だし無のweb記録作成は初めてなの苦心しつつまとめ始めてていこう。 「建築」じたいがマイナーな世界なのだけど、その中でも建築についての研究者はさらにマイナーなので、タントさんの存在さえ知られていないだろう。その方の苦悩などを記録しはじめた・・・かもしれないぞ!建築アカデミズムは健全な領域なのだろうか?それも分かるかもしれないぞ。 |
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10月18日 午前晴れ時々曇り その後下り坂 ■午前、資料整理。午後はやめに飯炊き爺さんする。夕飯つくってたら、タントさんから1時間分の文字について校正PDFが届いたので、夕飯後こつこつ修正する。明日見直して、絵をつけて、数日後に公開したい。 ■FB投稿せず |
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10月17日 ■農協直販所にいき米を5kg買う 焚いてみたが新米じゃないので、水を多くしないと柔らかに炊きあがらないと知る。硬い飯を食う。残りはあすおかゆにする。 ■午後雑誌の記者から連絡あり、来週会ってワイワイすることにした。どんな話になるのか分からない。 ■FB投稿 福島市市長選挙とサンチャイルド像 現市長のいきなりの黒歴史を忘れてしまった市民は大多数のような気がする、像のその後を追い詳細を知っているのは俺だけかも・・と思っていたが。とあるとこで、すこし話題になるかも。近々福島市市長選挙がおこなわれる。サンチャイルド像の扱いについて注目し情報開示請求し続けているのは俺だけ・・・だと思っていたら、そうでもないので、よいことかも。なんとかしないと福島市の恥を幸次に変えたいと思い続けていたけど、7年経ったぜ。(絵はヤノベさんと3ショット2018年) 陽射しきたので農協直販店にむかい「米値ウォッチ」。 スーパーに比べると安い(あちらは高いまず)、味はどうか今夜飯炊き爺さんの腕にかかるな。飼い猫も日向で寝ている。近所から住宅新築による建築工事音、関わる彼らは日曜日も休まない、下請けのさらに下請けの下請けの職人さんたちのようだ。 |
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10月16日 朝から晩まで ■すこし間が空いたので、身近なところから冬支度すこじずつ始める。 ■午後、繕い物をする、冬支度。道の除草と煙突掃除は陽射しありの日にする。 ■FB投稿 一雨ごとに冬は近づく 革ジャンを着る、ちょっと温かい、だいぶん古ものなので、俺同様にくたびれてる、表面。 薄暗いので買い物に出ず、部屋の掃除もしてみる。 |
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10月15日 ■昨日手に入れたウール製布を居間と階段の境に吊るす作業をする。久しぶりの針仕事。針仕事してたら、冬ようシャツを縫ってみたくなった。ズボンも欲しいなど挑戦してみようかな・・・。 ■FB投稿 冬支度 ウール製布を吊るす ひと雨ごごに冬に近づく10月なか。夏オープンにしていた階段通路部屋と居間の間にウール地の布を吊るし冬支度をすませる。冬でも階段通路部屋から陽射しも入り、明るくっていいのだが、雪の日は冷気が下りるので羊毛布一枚を近所の手芸店から買い求め吊るした。薪がやってきて、煙突掃除をすれば冬到来OKだ。 ![]() |
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10月14日 ■タントさんの記録3時間目を読み直して、データを送る。タントさんは即反応してメッセージがくる。喜ぶ反応メッセージで表明する人はすくないので、その点でも珍しい人に思える。 ■午後、階段部分の仕切りカーテン生地を買いに行く。10センチ300円するウール生地が半値だった。4000円ほどで買えた。 ■FB投稿 校正のようなことをお願いする。 タントさんと3時間超だべり文字記録を作成したので、校正のようなものをお願いする。この1年は東海道の三重県内の宿場などに関する話が多くなった、ような気がする。伊勢神宮の貯木場として桑名城の堀がいかされていたり。祭り桑名の石取祭りについても教えてもらった。 |
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10月13日時々 タントさんに2時間目のデータを送る。返信があり少しチャットをする。 他は3時間目の読み直しで終わる。 ■FB投稿 家成俊勝さん自伝『山で木を伐り船にして海の乗る』 栗を剥かずに本のページをめくる、秋祭りの〆日。 2022年10月4日に家成さんの事務所で手渡しにて頂戴した本、3年過ぎて読み始める。家成さんとワイワイし文字起こししたりして、本棚に並べたままで忘れていた。ごめんなさい今頃読んで。読むと自伝なので一生に一回しか書けないのではないか、でも家成さんの個性まま素直に書かれていて創作の源を聞いている見に行けちゃうよ。家成さん好きの方には推しの1冊。 |
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10月12日 ■朝から晩まで文字起こし、3時間分終える。1時間分読み直して目をとおしてもらうため伝送する。 ■FB投稿 7日の夜、3時間ちょいワイワイ肉声文字にし、伝送した。 1時間ずつ分割して読み直しをし、加筆修正などお願いした。今回のワイワイは今までとは違う経路で生きている、暮らしてきた研究者の話になっている。人に会いワイワイすると知らないことを知った気分になる。また知らないことを教えてももらっている、ありがたいことだ。実名を公表しない、顔写真も出さない、そういう条件での語り合いは初めてのこと。 顔って瞬間的に変わり続ける情報源だから、どれが本当の顔か写真絵があっても分からんのだが・・幼少の時分の絵でもいいし、手描きの似顔絵の方が分かってしまう、そんな気がするが・・。 |
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10月11日 ■朝寝坊し9時頃起きて飯を喰い、1日中文字起こしし続ける。 FB投稿もせず |
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10月10日 ■午前8時15分に家を出て、赤十字病院にいく。目的は前立腺癌の定期健診。採血し1時間待たないと血液検査の結果が分からないので、1時間ほどの読書タイムとなる。 病院観察するのもいいのだが、今日は読書。 すこし数値上昇気味だけど、PSAが2.0超えまでホルモン剤の投与はないそうだ。尿酸値は少し上がっている。水を呑む量がすくないのだろうか・・原因が分からない。腎臓から胆嚢などに尿管などの濁りは改善しているよう、コレステロール値も正常の真ん中ほどと食事調整効果が効き目を表す。残すは尿酸値下げるための対策を考案しよう。食事のとりかたはどうも本を読んでも分からない・・ビールを呑むことはせずぐらいかな・・。尿酸値対策について研究しよう。 ■自公の連立与党は解消されるとのことで、福島民友新聞は号外をだした。webで見ただけ。実物もみたいな・・。 ■FB投稿 前立腺癌 定期検査する日はいい天気 福島市の稲荷神社境内にはお化け屋敷などの小屋が建ち、お祭りの準備で人々が賑わっていた。朝一でいつもの病院に行き採血をし約1時間待つと結果がでて、結果を見ながら主治医と語り合う、という順序で2000円チョイ。(費用2割負担だから元値は1万円ということ) 放射線治療のダメージが抜けてピンピン爺さんになりさぞ男性ホルモンが急上昇しPSAーHS値も爆上がりかと想像してたが、さほど上がらず・0.07アップ。2.0超えだとホルモン剤投与するそうだ。薬をやめると急上昇する方もときどき現れるのだそうだが、俺は急上昇じゃないみたいのピンピン度のようだ。 血液検査のついでに尿酸値などもチェックできるよう分析お願いしているので、通院ごとに泌尿器科の先生なにの数値も診ている(笑)今回は尿酸値すこしアップ、ビールはまだ飲まない。コレステロール値は正常値をキープしまずまずだなや! おお?本当か? 自公連立解消みたいで 号外でたね!誰が総理になるのか、自民分裂するのか? あたらしい党の党首が総理になるのか? 数日観てよう。(極右+老害政治は終わるといいんだが)賢い代議士いそうなもんだが・・ |
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10月9日 ■朝から文字起こしをしつづける。語り合いの半分ほどが文字になる。 ■FB投稿 タントさんの肉声を今日は朝から文字にしている 秋に包まれこつこつ文字は増える 今年も残り2ケ月と20日、あんなに暑かった夏は忘れてしまいカーディガンを羽織る |
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10月8日 なんとなく晴れていた ■昨夜のワイワイデータを加工したり、保存したりの午前中 ■買い出しを済ませ、夕飯づくりの間、文字起こしをする。 FB投稿 「たんと・デレッ・赤巣我 入門」開始。 昨夜、名前名前と年齢など不明な男性とワイワイし続ける・・・と、どうなるの? 分からんけど始めてみよう、スタート! 名が分からないとweb記録は作りずらいので俺が名をつけて始めよう。「たんと・デレッ・赤巣我」と長い名にした。この入門は何年つづくか分からないが、俺の寿命はそう長くないので、10年間ぐらいかな、そんなことはどうでもいいのでまずは始めちゃう。語り合ってみると俺の知らん、役にたつとは思えない、そんなことばかりで楽しいのである。俺は自分のことも分からないので、他者のことなど理解できるはずはない・・だから面白い。 記録に絵は要るのだが、写真顔出しもダメなので、手描きアイコンしこしこ。似ている・・と長年のパートナーは言っているそうだ。 |
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10月7日 ■9月27日の体験記をまとめ公開する。 ■夜タント・デレッさんと3時間ちょいオンライン語り合いをする。FULLCHINサイトを見ているのだそうだ。 ■FB投稿 『有名建築事典』ここだけの話、体験記公開。 老人佐藤はすぐ忘れてしまうので、だらだらと多くを書いて呆けを隠すようにしている。若い人忙しい方には役立たない体験記 |
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10月6日 ■午前 チェンソーマンのレゼ篇を鑑賞したので感想のようなメモを書いてすごす。 ■午後、27日の体験記をまとめてしまう。何度か読んで、修正などしたら公開しよう、とコツコツ作業する。 ■FB投稿 ●日露の武器人間たちの暗闘 吉原達也監督の『チエンソーマン─レゼ篇 』を観る。 この映画は米津玄師(けんし)が歌う「iris out(アイリスアウト」で始まり、宇多田ヒカルと米津のデュエット『JANE DOE(ジェーンドゥー=名無し)』でお仕舞となる。 舞台は東京の都心。露の仕組んだ美人機械デビル人間「レゼ」に実働させたハニートラップに嵌めていく敵、日本の武器人間デンジ=チェンソーマンとの暗闘を描いている。絵はエロキタナイさとむだな血流とそれらを受け止める水の表現が融合していてうまい。(エロと血液は、キタナクサイので間違いないが) 激しい暗闘なので都心の住民には見えてはいない。で、都民や次馬は描かれていない。夢の中の機械人間たちの殺し合い、近頃の武器に例えればドローン兵器同士の暗闘みたいなものにも見えなくもない。原作は2019年から連載がはじまった漫画『チェンソーマン』。著者は1992年秋田県にほか市生まれの藤本タツキさん。(藤本氏は東北芸工大卒だったと聞いた覚えがあるが定かではない。) 米津さんの楽曲は、引き籠り不登校児が被害妄想を、まま描いたような歌詞が特徴で、歌い方も突然首を絞められちゃったのあんた? 聞いている者が驚くフォルセット技を駆使して、米津の身に起きる困難を正直に歌い上げる点が若者に受けているのだろう。正常な会社人間として業績を積み重ねる者に、彼の詩(死)の意味は理解できないはずだ。しかし、夢を何かの力(現代に資本主義やシステム、そしてテクノ封建制)によって踏みにじられていると、思い込む若者の柔らかな感性と共振し、大きな共感を得て、米津は現在の「歌殿」に成長してしまった。 一方、宇多田ヒカルさんだが、俺と生まれが1日遅い1951年7月5日藤圭子さんの娘さんである。恋歌を歌わせれば母親どうよう観客は聞きほれてしまうだろう。米津と宇多田が映画を包み込んでしまう構成になっているのだから、お爺さんとて見過ごすわけにはいかない。 福島市内の上映館はほぼ満杯の若者グループで埋めつくされていた。中には親子ずれ、小学生のような小さな子を連れた親も数組みかけたが、小学生に見せるには毒があり過ぎるので、俺なら禁止映画にすべき内容なのだが、世には変わった親がいるもので、幼稚園児のような子供を連れた母親までいて、おおいに呆れた。 冒頭米津の歌うデカい音は「駄目駄目駄目 脳みその中から やめろ馬鹿と喚くモラリティ リターンベイビーダーリン・・・・バラバラになる頭とこの身体 頸動脈からアイラブユーが噴き出て アイリスアウト 一体どうしようこの想いを どうしようあのあばらの奥を ザラメが溶けてゲロになりそう 瞳孔パチ明けて溺れ死にそう 今この世で君だけ大正解・・・」とまあ汚いことばなのなんの。 この詩を大音量で聞かされても伝統的和歌や詩歌を愛する老人たちは理解できないだろう、と思いながらおかしかった、米津は真剣そのものなのだ。だから言葉が旧来の者には響かないだろうから面白いのだ。若者と意思の断絶をつくってしまったのは老人たちの怠慢だから、老人たちは米津の絶叫に共感する能力はない。米津さん諦めるしかないね。 筋は古今東西の創作物からの引用が多いと思った、元ネタを確かめず目の前の破綻だらけの筋をきちんと楽しむのが、制作者たちへの礼儀だろう。 一つ気になったのは日本のデビルハンターの敵はロシアが幼きころから地下に閉じ込め改造した機械人間美形のレジェという設定だ。原作者、藤本は色白で白系ロシア人の血が混じる秋田美人系の子供なのかもしれない。だが機械人間たちの暗闘の場は日米にすべきだろうと思った。西欧文化に劣等感を抱くだろう現ロシアの大統領を敵とするよりは、イカレチマッタ米大統領が放つ機械人間美少女デビルウーマンの方が、現実に寄り添って、愛憎が行き来し、混合した物語になるはずだ。 いずれにしても推しの一本である。 米津と宇多田の〆歌は「まるでこの世界で二人だけみたいだね、なんで少しだけ夢を見てしまったのだろう ・・・・硝子のうえを素足のまま歩く 痛むごとに血が流れ落ちていく お願い その赤い足跡をたどって 会いにきて・ まるでこの世界で二人だけみたいだね、 なんで少しだけ夢をみてしまったのか・・・・」そうかそうか機械デビルウーマン、会いに行くよ、この映画を観に行くよと、半不登校の若者たちは、大きくうなずき劇場を去ったことだろう。 ●敏のニュー門シリーズ 「タントさん篇」明日からスタート 数年前からニュー門シリーズを始めている。まとまってないがワイワイした回数だけは記録にしている。話が合ってあしたから突然始めることにした。タントさんは何者?それも知らないんだけど、日本語は少し通じ合うような気がするので・・何とか落ち着くでしょうか。お互いの名は適当につけた、実在するひとなの?明らかになっていく、ようなな気がする。 |
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10月5日 ■午前中 27日東京での体験記をまとめ、仕上げはじめる。10日までに公開したい。 ■午後、映画『チエンソーマン』を観にいく。高校生前後の男性や若いカップルで会場は満杯でした。この映画はなぜ若者を惹き付けるのか?考えてみたくなった。小学生には見せない方がよいとも感じた。 ■FB投稿 有名建築ここだけの話「体験記」中身書いた。 体験記つくると三度おいしい。中身ができたら、数日かけてしあげよう。辛口の部分を削り、冗長な箇所は言い換えたり短くしたり、見やすく絵を適宜配置したり・・体験記を書くことで記憶を確かにしようとしてるのだが、呆け老人なので書いた内容もすぐ忘れてしまう、だから記録を保全するために俺に体験記は要る。 |
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10月4日 家事以外の時間は体験記をまとめ、仕上げる作業をしていた。 ■自民党総裁選挙があり女性初の高市氏が選ばれたとのニュースあり。親安倍の女性だけに戦争をおっぱじめないように願いたいが・・1歩近づいた感いなめず。韓国との宥和は破断になるか、韓国政府が一枚上手か、まだ分からない。 |
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10月3日 晴れだけど曇りがち ■ 妻の足元が弱くなってきて、階段の上り下りがぎこちないので手すりをつけようと、仮付けの実験してみた。ぐらぐら動くといっても少しだけなのだが、動くのが不安らしい。がっちり固定する方法を見つめよう。飾り棚は好評だった。 午後、体験記用の絵を描き始めたり、文章を並べたりする。数日楽しみながらまとめよう。 ■夜、米がなくなったので買いにいく。9時までお店は開店している。ずいぶん遅くまで働いていると知る。 ■FB投稿 応急仮設・手すりを設置してみる 居間と台所食堂の段差は約80センチある、足腰が弱ってきた妻のため、乱雑にある物廃材転用で応急仮設・手すりをセットした。好評をえることができるか分からない。老人は年を重ねることに、スクワットして予防してればよいのだが、大方は足腰が弱るので若い時分には難のない少しの段差でも老人は転倒骨折の危険個所になり易い。転んで寝たきりの路に入り込まないよう予防策。 ![]() ここだけの話 当日の会場構成 体験記を書くために会場構成を分かり易く絵にした。これを観て何か気付くはず。気付かない人は演出家としての才能は無いし、次にあるべき対話(とそのための場)は創れない。 |
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10月2日 思うところあって「体験記」をまとめ始める。 中身は『有名建築事典』ここだけの話に参加した経緯、会場で体験したこと、久しぶりお上りさんが見た東京について、井之頭公園の水については長くなるので、省略しようか、迷う・・・それらと帰路の電車の夜景を眺めながらの感想など・・資料整理をし始める。 メモを整理したり、FBに投稿した画像を転用したりして、おおまかな構成を決めて、明日から書き始めよう。 |
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10月1日曇りときどき ■今日からNHK発webは受信料を支払っていない者は閲覧できなくなった、と表示される。TV放送いがいの発信などどなたも勝手にすればいいが、誰でも見ることが可能なはずのwebに新しい敷居、銭支払え敷居が設定されるのは、歓迎できない。金とらないと運営できないのならweb発信するな、そういう立場の俺。 ■半年ぶりの精神科代理受診の予約をしていたので、午前中に夕飯の支度、買い出しと調理をしてしまう。前倒しでの飯炊き爺さんなにかと忙しくあっというまに時間が過ぎた。土砂降りの雨の中をパッパに身を包み、自転車漕いで目指す病院に行く。所要時間おおよそ20分ほど、30分は掛からなかった。次回はショートカットせず広い道だけで行ってみよう。 ■FB投稿 人生初の病院へ。(半年ぶりに精神科で代理受診) 初めてだと金太郎飴のようなプランでも、病院内の受診科の位置は分からないし戸惑うものだ。で、行ったからにはうろちょろ観察する。県医大のような窮屈さはなく職員も対応がノンビリしてて親切。 初めての病院体験になったのは、以前通院してた病院が統合になり(事務の合理化だろう)精神科が遠くなってしまった。それだけではなく予約制も導入された。以前のように空模様を眺め通院を決めることができなくなった、予約制。予約してても代理受診まで、1時間以上は待つことになった。 ■福島市に暮らしていて高齢者になると電車とタクシーのパスポートが配布される。このシルバーパスポートは代理受診の場合は、本人がタクシーに乗ってないと使えない(精神科受診のことなの頭が回らないお役所仕事の一例。 土砂降りの中カッパを着て自転車で通院してみた。グーグル地図の案内では徒歩1時間と表示されるが、20分ほどで着いた。天気がいいともうちょい早く着くかも。 足腰鍛えるため日々のスクワットと腹筋、そして車は捨てて運転免許も捨てて、自転車と徒歩と公共交通。この病院の場合は町中と病院間を往復可能乗っても無料のサービスシャトルバスがセットされている。自転車にのりたくない老人には便利は移動手段となっていて老人で大賑わい。 |
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