敏の福島市政ウォッチ 作成:佐藤敏宏
2025年12月8日9時〜 馬場雄基(33)市長就任挨拶@市役所南広場

新雪輝く奥羽の山のほうから馬場雄基市長は福島市専用車に乗り登場。爽やかに降り立ち三方に向かい朝の挨拶をする。

(註ー埋め込み動画はFBデータで見えないかたもいるかもしれません)


市庁舎への花道は西サイドに新市長を一目見ようと集まった支持者や馬場推し活をする女性などの群衆が集い熱気に包まれてしまている。花道東サイドは、報道各社の記者やカメラマンなどがひしめいている。少し進むと花道で市長と支持者たちが挨拶を交わしたり、握手をしたりハグもあったように思うが、歓迎の群衆のためスイスイ設営されていた演壇に進むことができない。10分ほど経っただろうかようやく職員に誘われ、赤い毛氈が敷いてある就任挨拶用壇上に立っと同時に万雷の拍手。
 

市長:みなさん! おはようございます!

 会場 おはようごいます パチパチパチパチ

市長:第14代福島市長の任を拝命させていただきます馬場雄基です。この晴れ渡る、冬ではありますがこの晴れ渡るこの日に皆様と一緒に・・・
   ぶつかり音録中断・・

・・・胸いっぱいの気持ちでございます。歴史ある福島市政118年の思いを、そこに寄せてそして、前市長である木幡氏におかれましては本当にコロナ禍や震災、度重なる災害の対応に応じていただいたことに、深く敬意を表させていただきたいと思っています。

平成生まれとして初めての県都のリーダーとならせていただきます。そして同時に私が一番に重きをおきたいところにおきましては、2011年3月11日東日本大震災および原子力災害事故においても、その当時高校生だった私が14年の時を経て、この故郷の福島市のリーダーにならせていただけるということに、私はしっかりとその任と向き合わなければいけないと、身の引き締まる思いであります。

いよいよ 今日からがスタートとなります。

この福島市、いま日本の課題においては都市化と地方の課題はおおきく構造が変わりつつあるなかで、なかなか先行きが見通せない正解を探し出すのが難しい昨今の今の中で、新しい福島市の形をみんな知っていただかなくてはならないと、新しい町づくりの形を私たちの力で作っていかなくてはならないと、私は思っています。

そしてそれは、県都の新しい形であり けん目の新しい形であり、そして福島県の新しい形であり、ひいてはそれが新しい日本の形になることだと、私は確信を持っています

地方のあらゆる方々のリーダーがしっかりと手を取り合い、今のこの国に対して、私達の暮らしを、私たちの仕事を、私たちの生業をしっかりと成り立たせていくための、国をも動かしていく、その火種にこの福島市がなるという、この覚悟をもって市政運営に当たっていきたいと思っております。

今回の福島市長選挙、私にとっては旅そのものでした。一番心に残り、また嬉しかったことは投票率の上昇です。約13ポイント上がったと言われています─うなずいていただきありがとうございます─「初めて銀色の箱に投じたよ!」そういうお声もたくさん頂いてまいりました。そして同時に各演説会をうかがっていく時に、必ずといっていいほどママさんパパさんたちがいらっしゃいました。小さなお子さんを準備して、行く場所は遊園地じゃないんですから、街頭演説会に来てくださる。そのまさに切なる思い。切なる願いというものが今回の私が、私が福島市長になるという証だったのではないかと、しっかりと胸に刻んでいきたいと思っています。

いよいよここからと、いうことでありますけれども新しい福島市を作り上げていくために、一番に大切にさせていただきたい、基本市政は共に前へ!一緒に前に歩みを進めていくということでございます。立場が違えば、意見が違って当たり前です。意見が違って、それはいいんだというふうに私は思っています。その立場を越えて、垣根を越えて、とにかく前進して行く、前に進めて行く、停滞は絶対許されない。その前に進めていくための力をどうか、皆さま御貸しいただければというふうに、私は心から思っております。

その上で、私が市長就任していく上で、100日以内に必ずしていきたいことがあります。

一つ目はこの共に前へということをしていくための基本姿勢でありますが、100日以内に必ずデータブックを、福島市のデータブックを市民の皆様が、あるいは中学生の皆さまが見ても分かるような、そういう形のデータブックを必ず作り上げていきたいと思います。

そして各支所単位の 対話集会。あるいは各現場、各分野における、各現場の皆様方と一緒に意見交換会をさせていただくための、福島市の未来戦略本部の立ち上げに向けて準備を加速させていきたいというふうに思っています。


福島駅東口、その再開発事業、もはや駅周辺の再開発事業と呼べるかと思いますが、そこに向けてはまずは 関係構築を早急に図るなかで、 変えるべきポイント、検証すべきポイント、しっかり見計りながら 日常 市民の皆様の笑顔あふれる日常がそこにあると、いうことができる、その空間設計を皆様と一緒に作り上げていきたいというふうに思います。

みなさん、共に前へ! という姿勢は私一人が動かして行くものではないと思っています。私も歳で言えば33です。知らないことが多いです。皆様のお知恵を拝借させていただきながら、経験を拝借させて頂ながら、分からない事を分からないと言わせてください。皆様と知恵を出し合い、そして前へ進めていくという事が共に前へという姿勢でございます。どうか一緒にこれから4年間、真っ直ぐに歩ませていただくことをここに誓わせていただきたいと思います。

どうか皆さん馬場雄基、皆さんと一緒に歩ませてください。よろしくお願いします。

万雷の拍手パチパチパチパチと鳴りやまず。

ありがとうございます。