HOME   佐藤敏宏が作成しました
     2012年  
 
 
福島第一原子力発電所の事故によって起きている様々な問題を勉強し始めました 勉強過程の記録をつくってみます ご活用ください(作成 2012/11/15)
第50回の原子力委員会定例会議 除染の取り組みについて


 01〜05 の文字だけ頁へ

 01・汚染の状況
 02・除染特別区域 汚染状況重点調査地域 
 03・直轄区域 
 04・非直轄区域 
 05・除染推進パッケージ ・中間貯蔵施設の最近の動き ・候補地 ・除去土壌の搬入先
 06・ コメント・質疑・応答 
その06          コメント 質疑 応答 




  ふくしま会議2012 HPへ 
  
  同上 フェースブック






近藤:はい御説明どうもありがとうございました。それでは御質問等承りますがどうぞ。それでは鈴木代理人

鈴木:ありがとうございました。実は先週末福島の方に伺いましてふくしま会議という市民の会議に出てたんですが。
 

除染につても、やはりかなりご意見が一杯あってですね。実は7頁に除染推進パッケージっていうの発表されて、私は存知あげてなかったんで説明出来なかったんですけど。ここで書かれている多くのことが実は指摘されました。

 特にお金の話しももちろんそうなんですが。民間レベルで除染やられている方とですね、政府のプログラムとの関係がよく分からないと。

要するに民間レベルでやっている場合には勝手にボランティアでやっている場合に「お金が出るんでしょうか?」だとか。

技術の採用についてもですね、環境省のガイドラインが非常に厳しくって「それ以外に技術は使えない」といったような事とかですね。色んな質問がでました。

それから除染効果の発信ってここに書かれてます。これも「一体どれぐらい本当に効果があるのか?」って、一端下がってもまた上がってしまうものはどうしてなのか?とかですね

長期的に本当に上手くいくのか?っていうことにつていの説明がなかなか解らないと。

ということで。こういうここに書かれているようなパッケージのことが今後非常に重要になってくるんだなーと。それでこの辺は是非重視していただきたいというのが一つですね。

もう一つは、そもそも除染の目的ですね。これも復興再生の基盤となるのが除染と書かれてまして。実は週末の議論でも短期的な事故直後の住民の被曝を避けるための除染から将来の復興のための除染となると、目標も変わってくるのではないか


それから、ややこしいのは、一番難しいのは地域によっても住民によってもニーズが異なってくると。いうことについて、どうやって除染の意思決定を進めていったらいいのか?と。実際に大変難しいテーマになりましてですね。

 この辺につても 今後 国ではもちろん全体は出来ないわけで、市町村の方でかなり、住民の意見を吸い取ってニーズを把握していく方法が必要だと思うんですが。
 この辺の多様性というキーワードになっていたんですけども。除染は地域地域によってニーズも除染の仕方も変わってくるんではないか?それをどういうふうに総合的に進めていくのかっていう難し話しをですね、出て来まして。

これは今後の この除染推進パッケージの中で、国レベルの話しと。それから地域レベルの復興のための多様性のある除染の進め方ということについて、今後どういうふうに検討されていくつもりなのか?

特に地方自治体との関係ですね。今地方自治体の計画を作ってそれについてやておられるようなんですが。

 かなり住民の方からはですね、住民の細かい多様なニーズを反映してないという ご意見がありましたので、この点ついても もし今後どういうな考え方で、やりかたで進めていくのか?もしお考えがあればお聞かせいただきたい。22:00



(除染をしているする民間 支援について)

森下:
はいありがとうございます。まず民間での取り組み進められている除染についての対応ということでございますけれども。 22:16 これを基本的に除染のスキーム。これは法律に則ってですね国が例えば財政面で支援をさしていただくというスキームになっておりまして。

そのベースになるのが市町村でお作りになられる計画でございます。その計画の中にしっかり そういった(民間の除染取り組みが位置づけられるということが重要になってまいりまして。計画の中で位置づけられたものに対してですね、財政的な支援が行われるという、そういう建て付けになってございます。


(技術面)

それから技術に面でございます。ガイドラインを私も作っておりまして、お示しをしております。このガイドラインの中にはですね、こういった場合にはこういった技術が有効だ、ということで、それに則って除染が進められる場合にはですね。この場合ももちろん財政的な支援をさしていただくということになっているんですけども。

ガイドラインについては、そのガイドラインの中に仮に乗っかっていないものについてもですね、個別にご相談をいただければ、それに対してですねそれに対して対応さしていただくということをしております。かならずしも杓子定規にガイドラインということだけでですね判断をしているということではございません。


 (除染の効果)

 それから除染の効果の発信については これは色々工夫をしてやっていかなければならないと思っております。HPもですね、今月中には出来れば、改めて改良をいたしまして住民の皆様方に分かり易くですね、情報を御提供していくということをやりたいというふうに思っております。


除染をしたけどまた上がる??っていう話しもございましけれども、私どもそういったことを お伺いしたときには実際にどうだったのかというと確認をさしていただいたりしているんですけれども。今私どもで把握している範囲ではですねそういった事例は基本的には無いんではないかなーというふうに思っております。

 たぶんですね除染のやりかたの部分でですね上手く除染が出来なかったりのケース、あるのかも知りませんけども。できるだけ私どもも 情報収集をきっちりして、しっかりやって行きたいというふうに考えております。



除染の目的 わいわいがやがやがや 静かに! がやがや


(除染の目的)

 それで除染の目的でございますけれども。これは24年度 25年度。基本方針の中に書いてございますけれども。やっぱり人の健康これを最重視してですね。この2年間取り組んでいくということを考えております。



 (復興と除染)
 また当然ながら、ご指摘になった復興との関わり合いがでてまいります。これから関係省庁でしっかり連携をしながら復興の観点からもですね、より上手く、また市町村の皆様方とも連携をして、これは市直轄のエリアですと市町村で御計画を作られる。ということにもなりますね。

 私ども福島には福島環境再生事務所もございます。そういったところでも市町村とも連携させていたきながら、また関係省庁とも連携しながら。しっかりと運営から復旧も含めて福島の復興が進んでいくようにですね、私どもも最大限努力をしたいというふうに思っております。


 (ニーズの多様性について)

それからですね。さきほど 今答えさしていただきましたのがキーワードで多様性だというふうに仰っていただいた部分に該当する処だと思うんですけれども。まずは人の健康という観点でしっかり それをベースにしながら、それぞれ色んな自治体あるいは関係省庁と進んでいきたいというふうに今考えております

 25:55

近藤:今のようなお話で。例えばねガイドラインに無くっても個別に相談に乗るということなんですんが。それは除染プラザに行けばいいんですか?「どこにそれを話しを持って行けばいいのか分からない」って言われてたんですが。

森下福島環境再生事務所というものがございますので、そちらの方にまずお問い合わせいただけるとありがたいですけども。


:あの場には 森口先生もいらっして。専門的なコメントをされ。かつ彼は非常にそういう現場の声を反映する ことにつても心を砕いておられるような印象を持ちましたので。私は(ふくしま会議?)ああいう会合 非常に意味があるのかなーというふうに思って観てましたので。済みません余計なことで。 26:47




近藤: よろしいですかそれでは。秋庭委員

あきば秋庭(女性):御説明ありがとうございます。26:53
 一刻も早く除染が進むように願っています。私も今鈴木委員長代理から今伺ったことについて、伺おうと思っていて。総理がいらっしゃって「一刻も早く進めるように」ということ仰って色々改善されたということ。大変いいことだと思うんですが。やはり総理もいつも行くわけでもないし、今後は住民の方たちからの声を元に、色々と改善しながらやっていって頂けるとありがたいなと思っています。

その時に大事なのは住民の方達の声をどこで聞くかということが大変重要だと思いまして。福島にあります除染情報プラザ(福島環境再生事務所) というのは こういう機能があるというふうに伺いましたが。

先ほどの地図を見ても大変広い範囲にわたっており、みんながみんな福島の駅前に在る除染プラザにいくのはなかなか大変なことですので。

各市町村の処でも、もう既になさっていると思いますが。さらに住民の方達からの声を聞く場所というところを明確に作って頂けるとありがたいと思っています。


それで私はお伺いしたいのは中間貯蔵のことんですが。

中間貯蔵を進めるのはなかなかこれも難しいことで。 28:26

 色々ご苦労があおりだと思います。

現在進めていらっしゃる所をみますと、説明会も8町村に対して説明していらっしゃるということなんですが。

なかなか進まないことは一つには地域の方がさらに汚染が広がるということが、あるということを懸念なさってことと。

も一つは運び入れるときに輸送のこともとても心配なさっているんじゃないかと想います。
 
 できましたら説明会のときにどういうことを皆さんが懸念なさっていて、何をできれば、できるのか?って。ポジティブに聞くとして。 そこのところが是非 もうちょっと具体的にお話を伺えればと思いますのでよろしくお願いいたします



 (コミュニケーション強化)

森下:御出席ありがとうございます。おっしゃる通りでございます。まず7頁の方をちょっと観ていだだくとありがたいんですけども。この除染推進パッケージの中で、一番右の箱の下の方にですね、除染に関するコミュニケーションの強化という処がございます。
 

ここでですね出張講座とうの体制を構築するということでございまして。

 これまでがあればですね、専門家の方々適切な分野の方々に、これボランティアの方々に登録して頂いている方々で。色んな知見を持っておられる方々。 医療関係者ですとか、あるいは技術、ゼネコンの技術もっておられる方々。色んな大学の関係の方々とかですね。ボランティアで登録しており、そういった方々にお話をして頂くっていうことは今までもやってきていたんですが。

 この除染推進パッケージの中でさらにですね、今度は自分たちで出張っていこうと。御用聞きをしながらですね、色んなところに積極的に足を運ばせていただくような、そういった取り組みも強化をしていくということで、今進めております。


 色んな意見をですね、市民の皆様方に、町民村民の皆様方からお伺いすることが非常に重要だと思っております。

また私どもの大臣もですね、この週末も福島の方にまた入らせていただいておりまして。できるだけ現地に入って、現地の対応を自分で観て。そして現地のお気持ちというものを、吸い上げて。地元の気持ちに寄り添った除染をしていくだということで私どもに指示を頂いておりまして、しっかり取り組んでいきたいと思っております。


 (中間貯蔵施設)


中間貯蔵の点でご指摘をいただおります、地域に汚染が広がるのではないかということに対する懸念ですが。
 
一点だけ説明させていただきますと、今調査をさして頂きたいとおり示しいているエリアにはですね、そこで発生しているレベルの物よりも高い濃度の物を運ぶとうことは無いと。そこで在る。汚染をされている物があるわけですけれども、それより運んで来る物は線量が低い物。これを運んで来るということを原則に、こいったことを考えてご提案をさしてるいただいているのが一つございます。
 

いずれにしましてもですね、輸送面も含めて「どう安全を担保していくのかということは非常に重要な項目だろうと思っておりまして

 そういうことも含めて調査に実際に入らさせて頂いてより具体的な説明を地元にさしていただきたいと、いうふうに考えておりまして。そのために調査をまずはさしていただきたと。お願いをさしていただいているという状況でございます。

秋庭女性:ありがとうございました。32:10 まずは調査をするこことが大変重要だと思っているんで。

 もう一つは他の自治体の物も受け入れるわけですので、自治体の自治体同士としてのお願いというか、興味というか。そいうことも必要じゃないかと思うですが。それも合わせて進めて頂いているとは思いますが、その様子もいかがでしょうか?

森下:それぞれの自治体にお邪魔させていただいて 私どもの考えを御説明させていただいて 関係する 双葉郡の町村については さしていただいております

 またなかでもですね。双葉郡の中でも色んな御議論もされておられますし、また県がそういったところに色んなご意見を、意見交換をされたり、されておられます。

 いずれにしても福島県の中でですねこの問題を考えて行くのかと非常に重要だろうと思っております、関係する色々な処の意見交換 非常に重要であると思っております。




近藤:大場委員なにか?

大場(女性):今日は御説明ありがとうございます。除染が進むことを願っています。私も7頁の除染推進関係について幾つか質問があります。
 
 地元と連携した ついての具体的なプラン作りであるとか。あるいは関係省庁間の連携強化ということについて書かれているんですけども。そういったとこと 先ほどから話しがでている、権限委譲を拡大する ふくしま環境再生事務所との関係というのが ちょっと見えてこないんです地元との連携、それから関係省庁との連携強化。それとで福島の環境再生事務所の役割、そのなかでどのようになっているのかといことがまず一つです。


それから二つ目の質問は同意取得業務を民間委託の拡充なんですけれども。倍増するというふうになっているんですけど。これは民間委託をする業者の選定をすこし規制緩和っていうのはなんですけど、すこし緩和するという意味なのか、そういうことなのか。
 
それとも、人が少ないのでハローワーク等も利用してそこで働く人たちを多くするって話しなのか。ちょっと民間委託の拡充というのは 今時期なのかもしれないなと思いつつ、具体的には何を意味しているのかなーというのが二つ目の質問です。


それから三つ目の秋庭先生も指摘なさった中間貯蔵施設に関わる最近の動きというところで。今はもう11月で、ここに書かれている最近の動き8月なんですけども。もちろんこれから調査が必要だというふうに説明するということなんですが。今具体的に何をなさっているんですか?いう質問 すなわち中間貯蔵施設というのは非常に大事で、絶対必要なんですけども。今 具体的に ここに項目に書くとすると、何を具体的に今なさっているのかなーっていうのが。

それから今もそうですけれども。 近々あとあるいは1ヶ月後2ヶ月後ぐらいのスパンで今何をしようとなさっているのか?ということについて、お話伺いたい。以上です



森下:福島環境再生事務所、の役割でございますけれども、これやはり地元の事情ケースバイケースの対応ということがですね、機動的にできるように、やっていく必要があるというふうに思っております。

この除染推進パッケージの中ではですね 権威委譲だとか体制の強化ということが重要だということで。先般もですね、11人職員を増員をして。体制強化ということもやっております。

 テーラーメードという言い方、英語の言い方よくないかも知れませんけれども。やはりこの除染進めるに当たってはかなりの個別、個別の対応というのが必要となってまいります。

ときにはですね。やはり事務所が、また連携が必要な場合には各省庁の 色んな機関組織と連携しながら、より詳細な体的なニューズに応じた対応機動的にとっていくというとが大事だというふうに思ってまして。 本省のほうもしっかりサポートできるような体制を組んでいきたいと思っておりまして。


私どもで例えばQ&Aというものがありまして。除染に関する、Q&Aをしっかり改訂をいたしまして。そのQ&Aをベースに事務所が現場の役割としてですね。ケースバイケースで迅速に判断ができるようなそんな体制を拡充していきたいというふうに思っております。


地元の役割 これから非常に大きくなりますので、このれも除染パッケージに盛り込まれた対策は引き続きずーっとこれからもとってまいります。二点目でですね民間・・

大場:・・省庁間の連携強化はどうやって

森下
:関係町村間、関係する省庁との連携強化といことになりますと、例えば農地の除染をどうやって、ということに関しましては農水省さんの出先とですね 福島環境再生事務所がチームを組んでですね。除染をどうやっていくかというのを踏まえて計画などをもっていくということも、充分あることだと思います

。そういった現場でですね、必要な方々とチームを組んで、しっかりやっていくということを今 考えております。


( 民間委託)

二点目の民間委託の件ですけれども。これはそもそも除染という事業事件 これまで無かったことなので、除染ということあるわけじゃないんですけれども。まだまだですね マンパワー足りない部分があると。

 除染をするに当たっては一軒一軒ですね、御自宅まで伺っていただいて、合意を得ないとですね。個人の資産の中にに立ち入ってですね作業させていただくということで出来ないんですけれども。


例えば今 地元とをどうしても離れておられる、ケースがけっこうあって。非常に取得が大変でございます。それも一軒一軒やって。同意を得ところからですね、すすめさして頂いているんですけれども。やはり そこの点でマンパワーがどうしても不足している部分があって、さらにそこを強化をしていくということを今考えています。

 (最近の動き)

それから中間貯蔵の最近の動きということなんですが、これは中間貯蔵の調査についての私どもの考え方、ことを個別にですね、市町村にお伺いさせていただいて。あるいは県に対しても御説明をさしていただいているという状況です。

さらに ここ1、2ヶ月ではですねその際に色々ご指摘のあった安全面の確保っていうのをどうするんだ?ということ色々ご指摘として頂いておりますので。

 これも一般的な調査ということになりますけれども。天災ですとかそういったときの対応も含めて安全面の確保ということをしっかりやるために、どういった対策対応が必要かとことについてしっかりまた調査をすると検討するということを今予定しております。概略以上でございます。

大場:、マンパワーの強化ということなんですけど、これは業務委託をする業者を増やすっていう話しなんですか?これは。

森下:い こちらの点はおっしゃる通りで人を増やすということでございます

大場;規制といっても言い方が変だんですけど。先ほど除染の技術というものが採用されているものが限られていると。だから、そこの除染技術の採用についても、もうすこし規制今のルールを弱めるとか、そいう話しではないんですか?

 ・それで色んな業者や除染に携わりたいというようなそうした業者を増やす話しではなくって。具体的にマンパワーの数 どういうことをなさいます?


近藤:同意を取り付ける、一軒一軒回る人の数が足りないということが分かったんで倍増します、ということを仰っている。それはそれで非常に重要なこと。

 それから技術については でなくって一応さまざまな取り組み技術について、実証試験を通じてマニュアルというかカタログを作ったところ、さらに新しい知恵が沸いてきたときにどうするか?っていう問題の遭遇したところ。

 それについては柔軟性条項を持っているので、ご相談をいただければ対応できるようにしてますということを仰っている。そこは人との関係する話しではないんだと思いますよ。 他に。よろしいですか。。

  会場がやがや 

近藤:御説明ありがとうございました。今後とも引き続き教えていただくことあると思うのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました