HOME     文責・作成・佐藤敏宏         佐藤敏宏の京都ことば悦覧録 2017年1月27日から2月2日
ことば悦覧録

    
 
和田寛司・小西由吾さんに聞く 2017年1月・31日京都市内にて
 その1 その2 その3 その4 その5 その6 

 その6 

和田:最近はだんだん仕事の中にも入り込んで来て。町家の改装との仕事とかをよくもらうんですよ。空き家なんで、ボロボロなんです。で、これを何とかして蘇らせたいみたいな話になって。場合によっては予算ないけど、どうしたらいいやろうと。イベントだけ使ってくれるだけでもいいや、という話をもらって。

ソフトの提案もしてほしい。割と最近来るんです。そこで、ここで怪談しゃべたらめっちゃーいいやん。お化け屋敷とかって、蜘蛛の巣とか設えたりするじゃないですか。

空き家の再利用で、これもリアルにボロボロやし、ここで怖い話したらめっちゃいいやんと思って。

佐藤:解体するまえに一幕開演して 
和田:最初はイベントだけでやっていたんですけど。実際そこの場所に長期間居て、人の動線とか一杯観れるんで、これは設計するいい資料になるなーと思いついて。着工前にリノベーションとかやったら、イベントとかやって、その中でスタディーをやってとか。

なんだろう、体を使ってやるみたいな。最近よくやっている

小西:1/1で
和田1/1でスタディーするって。自分の趣味とか

佐藤:活動の目的が金儲けじゃなくってランチ状態をずーっとつくり職業が人間になることだから。いい言葉が見つからないので職業人間になるんだと。なんか新しいかもしれないなー期待します 30年後どうなっているか観たい気もしてきました ふふふふ 

反近代の人間性を保った生活はどうなっていくのでしょうか 引き戻しに遭うのか うまく突き抜けて新しい人間になっているのか、どうなっていくのでしょうか楽しみです。ランチ状態をつくり続けて楽しい仲間が増えることを期待して今回は終わりますどうもありがとうございました。

小西:ありがとうございます 職業=人間 ひさしぶりに言われた気がします、そんなに意識してなかったですね
和田:ありがとうございます 





仕事場を離れて、京阪7条駅傍の居酒屋さんにより3人でワイワイしたのでありました

若い二人は建築に関わり始めたばかりで、これからどんな人生を歩んでいくのか分かりませんが5年後また会い話を聞いて報告したいと思います

最後まで読んでいただきありがとうございます。次回聞き取りは2022年の予定です お待ちくださいませ