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福島第一原子力発電所の事故によって起きている様々な問題を勉強し始めました 勉強過程の記録をつくってみますご活用ください
「新生ふくしま」の原動力としての「社会的起業」の意義と可能性〜福島県での起業支援活動を通じて感じたこ
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そうすることによって大人にしてみたら大切な仕事というのも両立しながら子どもも軽度だったら看ておいてもらえると。いうのが安心感というのがあるということですね。

病児保育という処でも隠れた問題かも分かりませんけれども。働く身分・・それを解決しようとしているところでございます。まさに ヒロキさんという方々で男性なんですけども代表なされています。もし検索とかですね出て来ると思いますので。そのかた社会起業家けっこう有名な方なので、そういう活動の方も承知をいただければと思います。


続いて2つ目。特定非営利活動NPOカタリバこれ聞かれたことある方。たぶん教育に携わっていらっしゃる方は比較的聞いたことがある方がいらっしゃるのではないかなーというふうに思います。

手元の資料 薄くなってますけども、HPの処に高校生の心に火を灯す事業という書かれ方をしてます。これ何をするか?というと、いわゆる若者でですね、特に中学校高校 36:44 高校生が中心ですけれども。今後大きくなって大学へ行くのか、それとも就職しちゃうのか、専門学校に行くのか。そろそろ自分自身の進路決めなきゃいけない。自分の高校生 子ども達。若者ですね

その方々にこれから自立して生きていくために、何をしなければいけないんだということですね。出し合う。色々自立支援っていうふうになってくると思うんですけれども。そういう自立支援のプログラムというものを高校で、高校に出張するようなかたちでですね、出向いてWSみたない。こちらに絵もでてますけれども。体育館とかでみんなで集まってですね。大学生であったりとか社会人、大学出たような若手の方々も含めて、みんなで・・したいとか。自分達は何をしていくんだ、みたなあ処をですね。考えるWSとうものを展開していくと。

そういうような事を色んな全国でやってらっしゃるような起業になります。これもなかなかですね、高校、公立高校であったり、私立高校がこういうことをやりなさいって言われてもなかなか、教育委員会であったりとか高校の先生にはこういうことを専門的にやるノウハウをもった先生はなかなか居ない。

そういうときにこういうキャリア、高校のキャリア支援、というのに特化した団体というのが入って来てそういう方々と組んで何か高校生と共に、高校生のそのプログラムを提供する。というようなことをやっているカタチですねすね。


最後はたぶん、けっこあるんじゃないかなーと思うですが。株式会社いろどり。これは四国の徳島県ですね。徳島県の上勝町という四国山地のまん中ですね。そこで葉っぱ。を中心とした新しい地域資源を売るビジネスを中心に展開しっていう。ちょっと分かり難いですが。ここに写真 これ女優さんなんで、美しい方がははは多いですけれどもふふふふ。本当に普通のおばあちゃんが、自分のおうちの裏山に色々な木とか有りますよね。紅葉であったりとか、そういう物が植わってます。普通だったら裏山の木だというそれだけで済んじゃいますけれども。

実は裏山のなっている木であったり実であったり葉っぱみたいな物が、非常に価値のある物ですよっていうふうに教えて、教える60前位の方ですね。社長さんいらっちゃるんですが その方が啓蒙活動して、実際に採って売ってみようみたいな、そういうことをここ20年ぐらい前ですかね。から始めている。

これ凄いのは、皆さんおばあちゃんなんですね。最初はよぼよぼで、80、20年前だったら60才だったおばちゃんだけども。やりがいも無く、田舎の何もないところで普通のおばあちゃんみたいなかたちで暮らしてましたけれども。その方々に、今は更に進化していると思いますけれども。pcとインターネットを駆使して、皆さんおうちでpcを常備する形にしてですね。そこに、昔はイントラネットみたない形だったと思うんですけれども。

今たとえば、築地であったりとか、大阪のですね市場で例えば、紅葉の葉っぱが つま物として使われるのか。そういう物が 今幾らぐらいで売られているのか?ということをですねリアルである意味 今日は幾ら 今日は幾らみたいなかたちで出て来る変化が。それと同時におばあちゃんにね、実際に自分達の裏山 紅葉がこんな何か価値あるんかと。いうふうに半信半疑に思ったんでしょうね。そういう方々のおばあちゃんたちを築地であったり、とか、大阪の方に実際、バスか何かで、ツアー組んでですね。 料亭に行ったと。あなたたちの裏山になっている物は都会ではこういうふうに使われているんですよと。

ていうような形で、あのね。本当に価値あるのが一杯見てくるんだよーみたいな事を実際知ってもらった上で、さっきのインフラみたいなのを活用して。今日は安いなとか、今日はちょっと高くなったから今、今日だったらば高く売れるから裏山に行って紅葉の葉っぱ採ってこうか、みいたいな。そういうかたちにして、それで、集荷していただいて市場に出していくと。42:11

それによって、年収800万円とか1000万ぐらいのおばあちゃんが居るのですが。できちゃったと。いう世界ですね。が上勝町に広がっている。しかも現金収入が得られるだけではなくって、先ほども話した60の時にもうよぼよぼだったおばあちゃんが80才になってぴんぴんになって来ている。元気なおばあちゃんが集まっている。それがひいては医療費の削減にも繋がる。

そういうような、モデル事業で。本当に全国の過疎の自治体ですね、非常に注目されている先進的なモデルになっております。これもインターネットで調べていただければなーというふうに思います。


今三つほど事業体のお話をさせていただきましたけれども、それぞれですね、これまで、従来型の政府行政、従来型の民間企業、と。いわゆる稼ぐ民間企業ですね。それぞれ、あったかと思うんですけれども。それぞれ、政府行政でもなかなか、取り扱えないような、先ほどのカタリバの話しにしても、ローレンスさんの話しにしても。例えば病気を持った子どものを預かれない、制度的に縛られている処もあるあるでしょうし、例えば実際にね、一杯人が色んなお子さんが居るなかでですね、そんな軽い病気を持っている子でもどこかにうつってしまうとだめじゃん。話しにもなってくるから、本とだからやっぱ、受け入れられないというのは、あると思いますね。

例えばカタリバでもなかなかノウハウが無い。だから政府行政、法律の組織ではなかなか出来ない。っていう。一方で従来型の全部民間企業ですね。例えばそのー、カタリバみたいなのWSみたいなのなかなか稼げるものでもけっしてない。けっこうね、ボランタリーな若者の若手の20代のその、社会人であったりとか、学生であったりとかが、みんなでわーっとでて来て、それである意味ボランタリーで回らないことにはなかなか、そこで高いお金っていうの貰えないような。そもそもビジネスモデルではない。

そうなったときに、何らかの、そういう意味では従来型で稼げないから民間企業ではなかなか出来ないよとうないうふうになっちゃうような、分野。だけれども先ほども話しをした通り社会全体を観てみたときにですね、色々複雑な多様化している中でですね、色んな細かいニーズっていうのが散らばっていると。

そこら辺を取り扱うのが今回我々取り扱う社会的起業という処になろうというふうに思っております。いろどりもそうですね。なかなかビジネスとビジネスを繋いでいた、これ福祉的だったのかも分かないし、けれども健康道を高めるみたいな、健康に資するみたいなところを、なかなか繋がらない。そいう処だったと思います。



あと見方を変えます。事業運営的に観たときに、これ縦軸横軸というかたちで切ていますけれども。既存の市場で対応できるかできないか。というのが縦軸。で、事業モデルがあるのか無いのか。みたいなところで横軸。というふうに切てますが。

既に既存の市場で、モデル、対応であろうというのがそちら、営利的な事業ですね。あと企業的な既存の企業ではなかなか難しいよっていうものは、どちらかと言うと非営利的公益的な組織体が役割をする。一方でもう事業モデルみたいなものはできあがってますよっていうものが、既に出来ている政府行政みたいなところがやると。

一方でなかなか、まだまだ、ぼやっとしている。なかなか事業としてまとまることがまだまだ、出来てないと。いうような処、これから作っていくっていう処が、まあ社会的ソーシャルビジネスというものの、領域になると思う。いうところがこの図になります。 46:45

先ほどの3つの事例を、これで出してますけども。考え方として社会的課題を事業的手法で行うことで、なんらかのアウトがですね、アウトプットだけをお金が稼ぎましたとか、何人参加者がいました。みたいな直接的な目に見える定量的な数値であったり、アウトカムというのはそこから先の話。新たに産業が創出されました、削減されましたとか。自立した若者が排出されましたとか。親の子育てとキャリアと両立出来ますとか、そういうような処ですね。

それをいわゆるアウトカムというふうな 符号になっているんですが、まあ、こんな感じで社会的課題を事業的手法を使ってアウトプット、アウトカムという処に出して。というところが綺麗なある意味社会的起業と言われるものの、モデルになってくるのかなーというふうに感じてます。

ただ、難しいよねと。なかなか儲からない。要は先ほどの話では配当金は出さなくってもいいですよという話しはありましたけども。そもそも配当金出す出さない以前に実際に運営できるような金自体がちゃんと入って来るのか、来ないのか。みたいな処に行き着く処、特に立ち上げ時。立ち上げ時だけじゃなくって、それから事業を大きく展開して行く時も、ずーっと悩まれる処だと思いますけれども。特に一番最初ですよね。金がゼロの処からお金をそれなりにもらって、もしくは資源をもらって、それで運営していくっていう処で、どうやってやっていくんだと。いう処が疑問として残るのではないかなーというふうに思います。

幾つか、それも担保しうる工夫っていうのを次の頁に書かせていただいております。例えば、ボランティアやプロボノを活用するということですね。プロボノという言葉お聞きに?御存知のかたってどれだけいらっちゃいますか。初めて聞かれましたへへへへ。ボランティアありますよね。ふふふ。

プロボノっていうのはいわゆる、弁護士の非弁活動というところから生まれた。皆さんねお金をもらって、活動されていらっちゃるのもありますけれども。それプラスアルファー、社会貢献活動しなさいっていう形で言われてらっしゃるんだと。伺っておりますけども。そこから発生してですね。最近特に東京とかあるいは多くなって来ておるですけれども。

若手に特にビジネスマンであったりとか、もしくは企業自体という処もあるのですけれども。例えばコンサルティングをやっている会社さんが、稼ぐ事業というのはそれはそれでやっているけれども、それプラスアルファー社会貢献活動の一環として自分達の持っている、例えばコンサルティングのノウハウであったりとか。人材派遣的なものを非営利的な活動をしている人達に一定量、人を派遣したりとかお金を出したりみたいな活動をしてたりします。

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